人生で、一番長い時間人がやっている行動というのは、毎日欠かせない
睡眠
で、それこそ1日8時間寝ているとすれば、
人生の3分の1の時間
を睡眠に費やしているのです。
これって、凄いことだと思いませんか?
人生80年と言われる現代においても、そのうち
25年以上は寝ている
のですよ。
人間の欲には、
食欲
性欲
睡眠欲
の3大欲の中でも、睡眠欲は一番重要なことだと私は思っています。
食欲や性欲は、実は我慢できます。
食事の量はコントロールできるし、1食や2食抜いても問題ありません。
性欲なんて年齢ともに低下しますし、我慢もできるでしょう。
しかし、睡眠だけは我慢できません。
1日や2日ずっと起きたままは、かなり厳しいと思います。
不眠が続くと、必ずストレスが溜まり、
肉体的・精神的な病気に必ず陥る
ことは間違いありません。
逆に、満足する睡眠が確実にできるとしたら、それこそ人生がとても幸せで、豊かな安定した精神状態を保つことができ、常にリフレッシュした状態になれるのです。
人間だけではなく、動物はすべて睡眠を取ることによって、
脳を休ませる
という行動を取っており、実は睡眠がとれないと、死に至るのです。
魚類は、外敵から身を守るために脳を左右交互に休ませているそうです。
キリンは、1日20分から1時間くらいしか睡眠をとらないそうです。
睡眠の効果は、
脳の疲労回復
記憶の整理、定着
があると言われており、睡眠をすることによって記憶力が向上するらしいです。
睡眠には、
レム睡眠
眼球が上下左右に素早く動く
夢を見ることがある
ノンレム睡眠
夢を見ない
脳を休ませている状態
体を休めている状態
を周期的に繰り返しており、質の良い睡眠とは、
深いノンレム睡眠を取ること
により得られます。
そこで、私は今から15年位前になりますが、ちょうど家を新築で建てたタイミングで、新しいベッドを購入することにしました。
そのころ、寝床が合わずに
頻繁に起床できないくらいの腰痛
寝ているのに疲れが取れない
といった状態でした。
なんとかしたいという気持ちもあって、思い切って良質のベッドを購入しようと思ったのです。
実は、ベッドというのは、
英語では bed
ドイツ語では Bett
と記載し、
寝具の一種
寝床支持台のことを指す
のであって、日本でベッドを購入すると言えば、
ベッドフレームとマットレスを含む
ことを総称してベッドと呼んでいるのかもしれません。
そういう意味からも、
ベッドフレームとマットレスを購入する
という言い方が正解になると思います。
世界では有名なベッドメーカーがありますが、
シモンズ
サータ
シーリー
というメーカーが3大メーカーと呼ばれています。
これらは、すべてアメリカのメーカーで、ホテル大国のアメリカが育んだ会社なので、ベッドやマットレスの代表と言えば、この3つのメーカーであり、他のメーカーの追随を許していません。
日本では、
フランスベッド(日本)
が有名ではないでしょうか。
フランスと付きますが純国産の会社で、日本人の体に合ったマットレスを手掛けます。
私がマットレスを購入した際に、最もこだわったのは、
包み込まれるような感覚
で、実際に寝具店を回って、全てのマットレスの感覚を試してみました。
マットレスは、大まかに
ボンネスコイル
ポケットコイル
の種類があり、ボンネスコイルはどちらかと言えばフラットな感覚で面で背中を支えてくれ、ポケットコイルは、小さな円柱状のコイルがたくさん並べられているので、背中を部分的に支えてくれるので、体圧を分散してくれます。
ボンネスコイルとポケットコイルでは、ポケットコイルのほうが高価なことが多く、柔らかめが好きな人は、ポケットコイルのマットレスが合います。
マットレスなんて、ラーメン店の数のように沢山の種類があるので、自分に合ったものを探すのにかなり苦労した記憶があります。
包み込まれる感覚として、水中に浮いている感覚を味わうことができる
ウォーターベッド
も候補に入ったのですが、
起き上がるときに腹筋をめっちゃ使わないといけない
管理が面倒、重い
などの理由から、候補から外れてしまいました。
結局、
サータ(Serta)
というメーカーのマットレスが一番自分には合っていたことから、当時発売されていた中で、ほぼ最高クラスのものを選びました。
サータのマットレスが導入されているホテルは、
ザ・リッツカールトン
シェラトン
ヒルトン
リーガロイヤル
コンラッド
オークラ
などの一流ホテルの中でも、
スイートルームやジュニアスイート
で利用されていることが多々あります。
あれ、このホテルのマットレスってとても気持ちがいいなと感じたことはないですか?
その時、マットレスのメーカーを見る人は、かなりの寝具オタクです(笑)。
私はホテルで使用されていた状態は体験しなかったのですが、寝具店の展示場で、
有名ホテルのスイートルームで使用
と書かれていたのは覚えています。
確か、ヒルトンやシェラトンと書いてあったような気がしますが、今となってはよく覚えておりません・・・。
ただし、良いマットレスはそれ相当のお値段もします。
通常ベッドと言えば、フレームも含めた値段が
シングルサイズで数万から十数万
で購入される方が大半だと思います。
しかし、ホテルのスイートルームに使用されているモデルは、安くても
マットレスだけで数十万から
というのが一般的となります。
この値段をどのように考えるかということですが、確かに初期投資としてはお値段はお高く感じるのは間違いありません。
ただし、
毎日長時間必ず使用する
疲れの取れ方が一目瞭然
毎日がリフレッシュされる
という何物にも代えがたい効果が付加されると思えば、悪くありません。
私の購入したモデルも、数十万という額のマットレスでしたが、15年経った今でも、
ほとんどへたっていない
毎日が快適な睡眠を取れる
ことを思えば、年間数万円という値段になるわけで、とても良い買い物をしたと思っています。
睡眠に違和感を感じる方は、マットレスの交換を検討してみるとよいと思います。
私は寝具店の回し者ではありませんが、良いマットレスを手に入れることができたなら、その後に待っているのは、
良い布団や枕
となることは間違いありません。(笑)
布団については、羽毛布団で決まりですが、それもたくさんの種類があります。
枕については、いまだに私は
枕難民
で、ひたすら自分に合う枕を探しています。
最近漸くこれかな?という枕に出会いましたが、今はまだ試している段階です。
今後も寝具を選ぶ旅は続きそうですが、自分の体に合うものが見つかれば、きっと人生が豊かになること間違いありません。