EJ WORLD【第2人生スタート】~第4章~

田舎の地方公務員を早期退職し、人生謳歌中!

【コロナ対策に思う】いかに日本国民が危機意識足りないか

 コロナ第4派がやってきています。

 インドから変異株が渡来し、これからさらに蔓延することでしょう。

 コロナ発生から1年以上経ちましたが、日本のコロナ対策は如何なのか。

 

 当初、国民性から政府や行政が国民に、

    お願い

をするだけで、コロナ対策が成功したように見えた。

 ここで、徹底した水際対策をしていれば、島国である以上、海外からのコロナを防ぐことが可能であったはず。

 元々、中国から発したコロナであるから、日本にはコロナはなかったわけで、日本に入ってきたということは、水際対策がザルだったということ。

 

 日本の水際対策は、

    出入国管理及び難民認定法入管法

という法律に基づいて、外国人の入国許可を制限しており、この法律がザルであることから、外国人の不法滞在がまかり通る国になっている。

 

 コロナが日本に入ってきた責任は誰がとるのか?

 法律に従えば、外務省や法務省?になるところ、実は誰も責任を取らないのである。

 結果「コロナが入ってきてしまった」というあとの祭りで騒いでいるだけ。

 

 こういうのは、日本国民の大雑把なところや、なぁなぁ主義、責任をしっかり追及せず、時間が経つと、なかったことにする国民性だろうと思う。

 当初、コロナが収束に向かったのはこの国民性があったからこそであり、この国民性をうまく利用していれば、第3派以降は防げたのかもしれない。

 ただし、知っての通り、政府の政策は愚策ばかりであり、結果第4派まで抑えることができなかったという結果を生んでいる。

 

 実は、昔流行った疫病も、収束するまでには今のコロナと同じような猛威を振るっていることが分かっており、当時はワクチンや特効薬がない時代であり、集団感染をして集団免疫が出るまで死者との戦いであった。

 なので、祈祷師や宗教に頼り、祈ることしかできなかった時代であり、当時の病疫がどのようにして蔓延するかなど、知りもしない、知ることもない時代であった。

 

 今のご時世、日本で問題になったのは、

    経済を止めることによる損失

であり、日本政府は、

    ワクチンができるまでの間、経済を止めない

という方向に舵を切ったことから、人流を止めることをやめなかった。

 

 ワクチンに関しても、ファイザー等の外国製頼りであり、日本国内で承認をとるスピードもなく、新薬開発に関して巨額のお金を動かそうという政策もない。

 政治家がいかに他人事で動いているのかがわかるし、誰も国民の為にスピード感を持って何かをやろうという政策を立てることができないのが現状である。

 諸外国が我先にとワクチンを奪い合いしているときに、日本はのんびりと構えているのが現状で、未だ医療関係者に対して全員にワクチンが配布されていない。

 

 諸外国でロックダウンを行い、強制的に人流を止め、経済を止めることによる防疫で、確実に感染者を減らすことは可能であるが、ロックダウンに従わないものが確実に出る海外では、国民性が良いところ(指示に従える)は効果を発揮し、それができないところは、政府が強制的にロックダウンを行うことによって成功(中国?やタイなど)しているのも事実である。

 

 さて、日本は今後どうなっていくのか。

 もうわかっているとおり、経済を止めず、今もなおオリンピックを行うために、非常事態宣言、蔓延防止(マンボウなんてやる意味なし)措置をとっているが、これも

    お願い

を続けている状態である。

 従って、もう結果は見えており、集団免疫ができるまで、つまりワクチンが国民に行き渡るまでコロナが蔓延することは間違いないところです。

 

 先に、私は羽田、那覇、福岡と空港を巡り、東京都内、那覇市内、博多市内を見てきたが、田舎に住んでいる者として、

    この状況では、絶対コロナは収まらない

と感じました。

 田舎は、人が動いていません。夜の飲み屋なんて閑古鳥が鳴いています。

 

 沖縄は、午後8時以降真面目に自粛をしており、本当にごくまれに飲食店が開店しているだけで、県の覚悟を感じましたが、コロナを持った自覚症状のない者たちが、内地から沖縄へ飛び立つ(私もマイル修行で行った身ですが)ことによって、コロナが収束しない状況にあるんだなと感じました。

 本心は、内地の方には来てほしくないところでしょう。

 でも経済は回したいという難しい判断をせまられているのではと感じます。

 

 博多の夜は、もう人、人、人であり、コロナなんぼじゃという雰囲気でした。

 夜12時を回っても、人が溢れており、飲み屋ではガンガンカラオケが響き、ラーメン屋では大声でキャバクラ嬢のお姉さんがおしゃべりをしていました。

 県の対応の違いですが、もっとコロナが蔓延すれば県民は自粛するのでしょうか?

 

 東京は、はっきりいって、何も変わりません。

 電車には人が一杯、昼間からガード下で盛り上がってますし、経済を回しているという感じを受けました。

 これだけ人が動いていれば、コロナが飛び火するのは目に見えており、今後もすぐに収束することは厳しいでしょうね。

 

 さて、何を言いたいかというと、

    本気でコロナ対策するのなら、誰かが責任をもってロックダウンを実施

    やる気がないのなら、今のまま経済を回せ

の2択であって、責任を取らない以上、今の状況が続くのが妥当路線です。

 

 ただ、コロナ感染すると、後遺症に苦しむ人もたくさんいます。

 私もいつコロナに感染するのかわかりません。

 一人一人が対策をしても、コロナを運ぶやつがいる以上、どうしようもないのかもしれませんが、俗にいう3蜜を避け、感染対策を実施していれば、コロナのリスクが減るのは間違いないので、各々が気をつけるしか今はないのかもしれませんね。

 

 早く世界的に収束して、自由に海外旅行へ行くことができる時代がまた来ることを願ってやみません。

 

 最後に、コロナ対策を現場にていかんなく処置することを余儀なくされた医療関係者、消防、警察、自衛隊等の身を削って働いていらっしゃる方々、誰のためでもなく国民に奉仕している方々に対し、頭が下がる思いです。くれぐれも無理はなさらぬよう努めてください。