沖縄旅行から帰県して、家籠りをしています。
外は雪景色で真っ白なので、家から出ることはしません。
車で出かければ、スリップして事故に遭いますし、お店に行けばお金を使います。
自宅に居れば、お金を使うこともありませんし、やりたい趣味に没頭できます。
さて、今回は旅行に対する考察を。
社会人時代は、何かと仕事に追われ、長期休暇がとれない日々が続きました。
皆さんは旅行と言えばどういうものを想像しますか?
日本人のほとんどの方は、日帰り近場、1泊程度の近距離温泉旅行、2泊程度の弾丸ツアーなどなど、そんなに長い時間旅行に費やすことは無いかと思います。
私も通常であれば、長くて3泊、頑張って5泊、1度だけ10泊という旅行を経験したことがありました。
10泊したときには、海外へ行ったのですが、その時に欧米人の方々が長期で休暇を取り、自由にホテル中心に生活していた記憶が鮮明に残りました。
家族でとても楽しく浜辺を駆け回ったり、町中をショッピングしたりしている姿を毎日と見たときに、
あれ?私って休みに来ているんだよな?
と思いました。
なぜかと言えば、
日本人の旅行って、やれ観光地へどんどん行く
そこへ行ったという記憶を残す旅行が主目的
ということがわかったのです。
確かに、〇〇へ行って、〇〇を見たということは、れっきとした意味があります。
しかし、欧米人の旅行者たちの多くは、そういう時間を楽しむというよりも、
その地へ来たこと、そこでの時間の使い方がとても自然
な感じがしました。
例えば、旅行先で食べる食事と一緒にする会話を楽しんだり、食事と一緒の風景を眺めたり、曲に合わせてお酒を飲んだりなどを目撃すると、
これは確かに休暇を有意義に使っているな
と感じるのです。
そこで、私も欧米型の旅行に切り替えてみることにしました。
具体的には、
旅行先での目的は観光を主としない
なるべく長期滞在になるように計画を立てる
おいしい料理、お酒を楽しむ
現地の人たちとのコミュニケーションを楽しむ
ということを前提にした旅をやってみようと。
ここで、ツアー(2人1組)などの場合は、そのツアーに組み込まれているスケジュールをこなさなくてはいけないので、基本ツアーには入りません。
実は、ツアーを利用する人たちは大まかに分かれており、
旅行計画を立てるのが面倒
一人での旅行は嫌
至れり尽くせりの旅行が好き
効率的に旅行先を回りたい
という方と、
単に旅行代金が安いから
コスパが良い旅行ができる
という考えの人が利用するはずです。
自分で旅行先まで移動でき、ホテルも手配でき、観光地にも自由に行ける人は、ツアー旅行は考えておらず、すべて自由に計画を組みます。
それはなぜか?
自由に旅行したいからという最大の理由が根底にあるからだと思います。
なので、私の旅行は常に自由を求める旅をやるのです。
他人からは、
なぜ同じ所へ何度も行くのか
飽きないのか
と聞かれますが、答えは決まっています。
それは、
その場所が良かったから
何度でも行きたいから
飽きるまではまた行くでしょう
という回答しかなく、他人がどう思うのかは気になりません(笑)。
バカンスはフランス語、バケーションは英語で、どちらも休暇という意味を持ち、外国へ行ったときにはホリディという言葉も使います。
空港のイミグレーションで、入国目的の答えとしても使いますよね。
どちらの意味も、日本で言う意味の旅行とは若干違ったニュアンスになるのかなと思いますが、仕事を辞めて時間があるので、今後も旅行と言えば私の中で、
自由な時間をぜいたくに使う機会
だと信じて楽しみたいと思っています。
旅行をして疲れたとかよくありませんか?
私の旅行は、癒しを求めようと思っているので、疲れる旅行はしたくありません。
疲れる旅行って、
スケジュールがそもそも詰め込みすぎ
な場合が多く、それはまさに日本のツアー旅行ですよね。
時間が無かったこれまでは、詰め込みすぎの旅行でも、それが普通だと思っていたのですが、
時間を無駄に過ごすこと
が、いかに難しく、いかに贅沢かと言うことが理解できれば、旅行の概念がかわるかもしれませんよ。