沖縄での生活は、ほぼ毎日飲みに出かけています。
今回は、近所の居酒屋さんでのお話です。
もう既に何回かお世話になっており、お店のマスターとも仲良くなったので、私の得意分野である日本酒を持ち込むことが良くあります。
今回は手ぶらでお店に入ったのですが、入った瞬間に、
花自慢大吟醸
がグラスに注がれ、
お客さんから貰ったのでどうぞ
と最初の1杯を頂きました。
いきなり日本酒の冷酒かい、と思ったのですが、当然ありがたく頂きました。
京都のお酒らしく、
芳醇な香りと、大吟醸の切れ味
それでいて、穏やかな風味と日本酒らしい味
私の中では、10点満点中の・・・7点
という感じがしました。
点数は、人それぞれなので、気にしないようにしてください(笑)。
その日の気分によっても変わりますので、当てにはなりませんので。
マスターは、いつも私に対して、沖縄での出会いを与えてくれます。
それは、お店のお客さんとの間を取り持ってくれるので、いつも新たな出会いが飲みに出かけるとあるのです。
今回は、とある飲食で成功された方とお話しできました。
有名な芸能人も県外からわざわざ来店していたというお店のオーナーの方で、沖縄にもお店を持っているとのことでした。
最初は互いに自己紹介をして、いざ話を始めると、
とても情熱に溢れている
商売を成功させるための心得
自分のお店のコンセプト、自慢の商品
をとても熱く語られていたのが印象的です。
また、早期退職してまったり、ゆったり生活している私に対しても、
経験を生かして、今後さらに花を咲かせてみては
まだまだやれることがある
など、人生のイロハの蘊蓄(うんちく)もお話しされていました。
とても有意義な話であり、私が現役で仕事をしていたならば、是非後輩たちに対して、公演をお願いしたい位の勢いと、情熱を感じました。
しかし・・・。
今私は仕事をやめてのんびり生活を送っているのです。
沖縄に来た理由は、
南国でゆったり生活したい
仕事を忘れてやりたいことをやりたい
というのが理由なので、ありがたい話ではありましたが、ぶっちゃけて言うと、
その気分ではない(笑)
となるのです。
お酒の席では、このようにいろいろな話を聞くことができます。
とても良い話もありますが、相手により響くことも響かないこともあります。
多分、もっと若かったり、これから商売を考えているのであれば、とても参考になった話だと思います。
しかし・・・。
私が今日近所の居酒屋へ行ったのは、
安心して飲める場所で、ゆっくり飲みたい気分だった
という理由でした。
それに関して熱く語られても、
そもそも、仕事モードじゃない
やろうと思っているなら、人に言われなくても行動をおこしている
頼むからゆっくり飲ませてほしい(笑)
酒の席での相手の話は話半分でいつも聞いている
ので、
有難迷惑だった
というのが本音です。
いや、本当すばらしい話だったんです。
でも、気分じゃなかったんです(笑)。
ただ、こういう出会いや、チャンスはモノにするのもありかもしれません。
今は、私自身チャンスはいらないし、身の丈以上のお金を得ようとも思っていません。
お酒の席で、いつも私が言っていることは、
好きなお酒を自分の好きな量だけ飲む
おいしい食事と一緒に楽しむ
相手に無理強いは絶対しない
というモットーがあるので、そう感じたのかもしれませんね。