EJ WORLD【第2人生スタート】~第4章~

田舎の地方公務員を早期退職し、人生謳歌中!

【居酒屋での会話】個人情報と政府批判

お刺身盛り合わせとレモンサワー

 

ご近所さんの居酒屋で、いつものお刺身盛りをオーダーして乾杯。

沖縄の居酒屋では、常に会話が店内で溢れています。

 

今日は、お隣に座った方とのお話について書いてみます。

 

相手の方は、ご夫婦でいらっしゃった方で、これまた近所で居酒屋をこじんまりと経営されている方でした。

前提として、

  マスター、旦那さん、奥さん、私

の順でカウンターに座って飲んでいました。

 

席順から必然で、私は奥さんとお話しする時間が長くなりました。

最初は他愛もない会話なので特に書くことはありません。(笑)

 

次第に話が長くなっていくのですが、

  マイナポイント

の話が始まりました。

 

今、マイナンバーカードを新規に作り、銀行口座や健康保険証と紐づけすれば、

  合計2万ポイント

が貰えるので、その話をしていました。

 

私は既にマイナンバーカードは作っていて、各種紐づけして既に申請していたので、

  ペイペイでポイントを受け取った

ということを話しました。

 

個人的には、マイナンバーカードにもっと利便性を持たせた方が良いと考えている派なので、デジタル庁には頑張ってほしいと思っております。

 

しかし、この話が出ると、奥さんは意見が違うようで、

  私は、マイナンバーカードを作らない

と何故か意固地になって話し始めました。

 

そういう人もいるよねーとは思ったのですが、詳しく理由を聞いてみたところ、

  マイナンバーカードは信用できない

  個人情報が洩れる

と話し始めました。

 

まぁ、よくある頓珍漢な回答なので、私としてはどーでも良いのですが、事実としてお話ししますよということで、

  マイナンバーは既に個人に振られていること

  マイナンバーカードはその数字を具体化する単なるカードであること

  カード自体には何の意味もなさないこと

ということを言ってみました。

 

よく皆さん言うのは、

  個人情報が洩れることに対する疑念

があると思います。

私は奥さんに、その個人情報とはどういう情報のことを言っているのかとよく聞くと、

  住所、氏名等の個人情報

  資産や病歴などの個人情報

ということでした。

 

それはそのとおりで、マイナンバーと紐づけされる情報としてはその通りになると思います。

 

更に、奥さんはヒートアップして、

  今の政府が信用ならない

  だからマイナンバーカードを作らない

  紐づけされたら個人情報が洩れる

と言い始めました。

 

はっきり言いますが、このような考えの人と議論してはいけません。

もう一度言いますが、

  「決して議論してはいけません」

と大きな声で言っておきます。

 

こういう方との議論は結局、

  現政府批判をすることが意義を感じているから

であり、それを主張する

  自分に酔っている可能性が高い

  悪いのは現政府であること

  自分が正しいと信じてやまないこと

という固定概念がそのように感じている原因なので。

何を言っても、最終的に、

  政府批判

が止まりません。どーでもよいのです、人それぞれ考えがあるので。

 

また私は事実を申し上げると前提して、

  現政府が変われば大丈夫なのか

とお聞きしたところ、

  政府が変われば暫く様子見して良かったら考える

とのお答えでした。

 

既にお気づきの方もいますが、

  そんなのいつになっても無理だろ?

と思う人が大半かと思いますが如何でしょう。

 

私は政府批判する方が居て当然と思いますし、そのことはどうでもよいのですが、

  政府批判とマイナンバーカード事業を一緒に考えている

ということだと思っています。

 

まぁ、マイナンバーカードを紛失したり盗難にあったとしても、

  カードに記載されている番号が洩れた

ということであって、それが即、

  番号以外の個人情報の詳細が洩れた

ということにはならないような気がしています。

 

もしそうだとすれば、番号から個人情報を検索できるシステムが誰かに利用されているということであり、それは大問題となります。

そのことを危惧するならば、このマイナンバー制度自体問題なわけで、先へ進むことはできなくなりますが、無いとも言い切れません。

 

豆知識として、戸籍については今までがアナログチックな紙面管理だったものが、いまではデジタル管理となっており、電磁的情報となって役所で保管されています。

なので、戸籍というのは電磁的記録であって、戸籍謄本というものは、あくまでも役所に電磁的に保管されている戸籍情報から、書面化した謄本(コピー)であって、法律にそのよう記載されています。

私たちが受け取ることができる戸籍謄本は、無くなっても破っても原本が役所に保管されているので、特に問題はないという概念ですね。

 

また、マイナンバーカードに拒否反応がある方は、

  外国へ行ったことが無い方が多い

のではないのでしょうか?

諸外国では、顔写真付きで日本で言う運転免許証なような形式で記載されている

  個人のIDカード

が国から支給され、そのカードが政府が保証する身分証明書となり、

  各種行政手続き

が可能になっている国が多くあり、逆にIDカードがないと何もできません。

 

日本で身分証明書と言えば、代表するものとして、

  運転免許証

  健康保険証

  パスポート

  住民票

  住民基本台帳カード

  マイナンバーカード

などがありますが、今後マイナンバーカード1枚で事足りるのであれば、デメリットもあるかと思いますが、利便性は確実に向上するのは間違いありません。

 

また、個人情報で言えば、銀行口座やポイントカードの会員など開設する際に、

  運転免許証などのコピーを渡している

という事実はあっても、それが既に、

  個人情報を、民間人に漏らしている

という感覚になっていない点が多くの人にあります。

 

コンビニエンスストアで公共料金を支払えば、支払伝票を切り離さずに渡した場合、記載事項から

  どこの誰かわからないアルバイト店員に住所や名前を見せている

という感覚もあるか否か疑問を感じています。

個人情報ガーといつも言っている人は、そもそも

  個人情報の取り扱いに無知である

ということも言えます。

 

自分の名前や電話番号をインターネットで検索したことはありますか?

もしやったことがないのなら、やってみてください。

既に全世界に漏れているかもしれませんよ。

 

どうして漏れているのかと嘆く人は、過去の行動を遡ってください。

昔の人なら卒業アルバムに住所氏名などの記載がありませんでしたか?

民間人や会社に対して身分証明書の写しを渡しませんでしたか?

何かの会員になる際に、住所や名前を書きませんでしたか?

 

その情報が、洩れないとなぜ言えるのですか?

各種名簿は既に裏で取引されていますよ?

個人情報って、既に漏れているものという感覚は持っていた方が良いと思います。

 

知らない電話番号から電話がかかってくるということで、電話番号が洩れているのではないかと疑念を感じる人がいます。

それは、

  あなたが電話番号をもっているから

という事実があり、

  誰からも電話を受けることができるから

であって、電話番号を持たなければ、そもそも電話はかかってこないのです。

 

電話番号を知らせた人からしか、電話は掛かってくることはないと思っていませんか?

電話回線も世界中と繋がっているってわかっていますか?

もっと奥深い話をすれば、電話自体盗聴されているかもしれませんよ?

過去のお話しですが、適法な方法で盗聴を経験した側からすれば、どの電話でも盗聴が可能ですが、知り得た秘密は漏らせませんけどね。

 

電子メールにしても同様で、

  知らないアドレスからメールが来た

と騒ぐ人がいますが、

  基本知らないメールは無視

  嫌ならメールアドレスを変える

  又は一切電子メールは使わない

のが正解なのです。

私なんて、1日数百件の迷惑メールが届くときもありますよ。(笑)

インターネットも全世界と繋がっているという認識はありますか?

ネットで繋がっているコンピュータの中身は漏れているかもしれませんよ。

 

個人情報について、色々な意見があると思います。

ただ、私の経験からですが、一般の人に対しては、

  あなたの個人情報は、自分が思っているほど特に価値はない

と言っておきましょう。

漏れたところで、今の日本では悪用されても大概は保証されます。

もちろん私の情報も、他の人にとっては特に何ら価値はないものです。

また、自らの過去の行動から確実に漏れているという事実も知っておきましょう。

 

これだけお話ししても、

  個人情報ガー

と騒ぐ人は無くなりませんし、洩れることに心配な人も居ると思います。

洩れることではなく、

  既に漏れているもの

と考えるのが妥当で、今後

  自己防衛して気を付ける

しか方法はないのですが、それでも確実に漏れます。

 

漏れるのが嫌なら、他人と関わることをやめ、

  各種行政手続きを一切やらない

  名前も住所も名乗らない

  友達や親族とも縁を切る

  今後一切一人で生きる

という生活をする以外にありませんが、現実的に不可能でしょ?

 

すなわち、

  あなた自身が、漏らす行為をしているから

  あなたのことを知っている誰かが漏らす可能性がある

ということが理解できれば、そのために必要な防御策はあるかもしれません。

 

最低限ですが、私は自分の顔写真や本名などをネットに公開していません。

デジタル情報は、一度乗ると決して消えることはありませんから。

 

写真を公開している人は、気を付けてください。

写真には、住所が特定できる場合があります。

自宅で撮影したものは、防御策を取っておかないとすぐ場所を特定されてしまいますよ。