
ジョムティエン地区でラーメンを食べるなら、まずはZIPANG(ジパング)という方も多かったはず
しかし、長年続いていたジパングも店主の体のご都合によるものなのか、閉店になってしまいました
その後、新たな経営に代わって新規オープンしてちゃんと営業していましたので行ってきましたよ
以前はラーメン店というより町中華というお店のコンセプトが強かったのですが、ラーメン専門店として営業していました
営業は午後5時からで、実は下見をするために数日前にお昼ごろ立ち寄ったのですが、まだ営業前でした
今回はしっかりと開店時間を過ぎてから向かいました
午後7時30分ころの入店ですが、タイ人のグループが先着2組店内で食事していました

お店はリニューアルされているようで、以前の雑多な雰囲気からちょいとオシャレなラーメン店になっています
色合いも落ち着いた感じです
メニューを見ていきましょう

ラーメン一本に絞っているだけあって、まずはラーメンを食えって感じですね
今回は定番の豚骨醤油ラーメンと、チャーシュー丼を注文しました
ご飯が30B、チャーシュー丼が40B、そりゃチャーシュー丼頼みますわな

お店は横浜家系を前面に打ち出しているので、トッピングも充実しています


以前は町中華のメニューもあったのですが、メニューをぐっと絞っているようです
ラーメンで勝負ということかと感じますね

日本人経営なので、焼酎やハイボール、日本酒までありますね
私はチャーンビアを注文です、ラーメンとビール合いますよね

ご丁寧にビールを注いでくれました
ちょっとしたことなんですが、オペレーションの良さを感じます

さて、ラーメンの登場です
良い豚骨の香りがかすかに漂ってきます
麺が見えていないので麺を箸ですくってもう一枚

さて、スープをまず一口
お!?かなり美味しいです
日本の美味しい家系にはさすがに勝てませんけど、かなり良い感じです
パタヤで日本のレベルを求めるのなら、日本から食材を持ってこなくてはいけないのですが、以前の町中華のころのラーメンよりは、はるかに美味しく家系ラーメンしています
うま味もかなりありますし、味付けもバランスがとてもよく感じます
麺の硬さも、何も言わなかったのですが私好みのやや固めで食べやすいですね
豚骨の風味は優しい感じですが、お値段240Bを考えると頑張っているような感じを受けます
ラーメンの量もタイ形式の少量ではなく、普通に1人前位ありそうなので満足です
チャーシュー丼も食べてみましょう

チャーシュー丼はお値段以上間違いなしですね
これで普通のご飯と10Bしか違わないのなら、お肉が入っている方を選ぶのが正解です
ご飯も日本米ですし、タイで完全日本式ラーメンが食べることができるのは嬉しい極みです
私の総合評価は、100点満点を基準にすれば、
85点
という感じのラーメンでした
好みの良しあしですが、
チャーシューがちょっと固めだった
店内のエアコンが全然効いていないようだった
ということがマイナスポイントに感じましたが、それでもジョムティエンまで食べに行く価値はあるかと思いましたよ
チャーシューはもう少し薄くスライスして枚数を増やすとかすればもっと触感がやわらかくなり、美味しさが増して食べやすくなるような気もしますけど、好みの問題で私がとろとろのチャーシューが好きということですので
料理人は日本人の方なので味は安定しそうです
過去のジパングは料理人の体調良しあしで味にばらつきがあったので心配したりしていたのですが、今の味が続くことを期待しています
タイは食の宝庫で、お食事店が星の数ほどあります
なので競争も激しく良い店でも直ぐに別のお店に変更となったり家賃の値上げで閉店に追い込まれるということもよくあります
まぁ飲食店自体なかなか続けるのが難しいわけですが、家系のおいしいラーメンが今ではパタヤの街中に存在していないので、貴重なお店の一つであるということは間違いないと思います