4月中旬に、退職金が振り込まれていました。
特に早急に使うこともないので、銀行の通帳に眠っていたわけですが。
銀行って、仕事が早いですよね。入金されたらすぐ飛んでくるわけでして。
給与口座だった銀行の担当員が訪問してきてました。
言いたいことはわかっていましたが、案の定
投資信託してみませんか?
定期金利優遇します
とのことです。
私はこれまで、投資信託を一切やっていませんでした。
理由は、
他人に投資を任せるなんて、こんなに恐ろしいことはない
投資をやっている(もらう)のに手数料がバカ高い
銀行は信託を売ることで手数料を取る
結局儲かっているのは、大元と銀行
中抜きの手数料がバカ高い
などなど、はっきり言って良いことがないのです。
手数料って、皆さんいくらくらいかわかっていますか?
例えば1000万円を投資信託にぶち込んだとします。
毎月分配型で、月に10万円入ってくる素晴らしい投資です。
しかーし、手数料は最終的に合計10%近く取られるのではないかな?商品によって異なりますが。
はい、結果1000万円を信託購入した瞬間、100万円が既に手数料でなくなる計算ですね。
900万円を他人に投資してもらい、年に120万円を受け取ります。
受け取った120万円に対し、更に20%の税金がかかります。
5年後順当にいったとして、600万円を受け取りましたが、基準価格が当初の5分の1になり、200万円の資金が手元に残りましたが、解約したときに更に数%の手数料を支払うことになりました。
さて、結果・・・・。
5年後800万円弱の資産が手元に残りますが、あれれ?最初1000万あったのに、5年たっても増えてないぞっと。
というシュミレーションが、成り立つのです。
こんな商品に、大切なお金をつぎ込みますか??
と、思っていたのです、今までは。
投資信託の運用として、しっかり運用しているところや、利益がしっかり出ているところは、実はそれなりに得をしますし、儲かるのも事実です。
また、そういう銘柄を運よく手に入れて、長期運用することで、リターンが大きくなるのも事実です。
問題は、どういう銘柄を選ぶのか、これが一番大事です。
で、結果から言いますと、今回は、
なくなっても大丈夫な資金だけを、遊び感覚で2銘柄購入
(良い銘柄があれば、購入するのもありかと考えていた)
将来どうなるかわからないけど、成長を見込めるものに絞る
(年金を受け取るまで存続していそうな銘柄)
同額を銀行の定期預金に入れる
という分散を行いました。
投資は、『自己責任』です。
今回購入した分は、100%といいませんが、毎月分配でそれなりのリターンがあれば、小遣い分として扱う。
投資信託って、元は自分の資産ですから、実はそれを貰っているだけなんだけど、1つの銘柄は、それを定期的に通帳に振り込んでくれるという感覚にして、10年位の長期運用を見越し、そのまま放置しようと思っています。
上手くいけばトントンかなぁ・・・。まぁ半分程度になる確率もあるかも(笑)
もう1つは、これから取り扱うことになる商品で、先行きが全く読めない商品ですが、最初に購入できるので、しばらくの間は基準価格が上がる可能性が高いものです。
これは時機を見て売買できればと思いますが、まぁやってみなければわかりません。
いずれにせよ、同額分を定期預金にしました。
投資の分は、なくなってもよい余剰資金です(←これ大事)
これまで、私は少額でしたが様々な投資を経験しました。
もちろん、リーマンショックやサブプライムローンのショックも経験しています。
その経験から、
投資は心に安定をもたらさないといけない
と思っているからで、一応銀行定期にお金が入っているという感覚があれば、心に余裕ができますよね。
今回にしても、投資分は資産の1割も使っていないので、生活に特に困ることもありませんし、確実といえる投資時期まで、余剰資金を持っておきたいので。
投資の話は長ーくなるので、またの機会に書こうと思います。
ただ、投資はギャンブルではいけませんが、確率はと問われると、私は
勝つか負けるかは50%
先のことは誰にもわからない
実際個人で勝つことができるのは全体の1割程度
ということを伝えています。
しかし、勉強して痛い思いも経験してその見返りとして、
負けない投資方法
がわかってくるようになれば、リターンを期待してもよいのかなと思います。