2月2日は節分。毎年2月3日ですが、今年は1日前倒し。
恵方巻という商品の戦略が話題となっていますが、日本には、バレンタインデーやホワイトデーといったものも存在し、うまく経済を回そうと売る側は躍起になります。
そういうものに惑わされず、自分の価値観を信じて私は生活をしています。
さて、いよいよ『有休消化』の日程が決まりました。
毎年20日新たに付与されますが、前年度からの繰り越しも最大20日あります。
仕事を始めて昨年初めて21日間の有給を消化できました。
私がこの仕事を始めたころは、
◎ 仕事を休むのは悪だ
◎ 家族よりも仕事だ
◎ 連休なんてとんでもない
◎ 旅行?なんの話だ
という雰囲気で、なかなか休むことはできませんでした。
一番ひどい年は、年間病気以外の有給はなく、年をまたぐと消化していない休暇がほとんどが闇に葬られていたということもしばしば。
今は良い時代になりましたね。
働き方改革という政府きっての要望がまかり通っていますから。
しかし、世界先進国の間では、まだまだ日本人は働きすぎな感がいがめません。
私は仕事を辞める決意をして、これまで消化しきれていなかった有給休暇をしっかり取得してから退職をしようと心に決めていました。
闇に葬られた有給は年間10日はあったとして、200日以上になると思います。
これらを足せば、1年位余裕で休暇が取れたはずです。
しかし、システム上繰り越しが20日しかありませんので、合計39日の有休を取ることにしました。
そのことを事前に伝えていたのですが、実は上司からは、
『2月一杯働けないか』
と言われていました。
しかし、そこは一言、
『それは無理です。完全に消化します』
と権利を主張させてもらいました。
私がいなければ、回らない仕事などありません。
残った者に私の仕事は振られるわけですが、これまで逆に休んだ人の仕事をカバーしています。
自分がいなければ組織上問題があるなんて、自分の思い過ごしです。
確かに責任ある立場にいる場合、問題が生じないこともあり得ますが、冠婚葬祭など急な休みに対応できている以上、たかが一人休んでも組織は回るわけです。
ということも、この時代だからこそ胸を張って言えることなんですが、本当に昔は仕事を休むことに関して難しい時代でした。
これから少子化で、魅力のない仕事は淘汰されていくことでしょう。
公務員社会も、今後働き方改革が良い方向へ行くよう願って止みません。