公務員を長期間務めると、恩恵があります。
その一つに、とある資格が無条件で得られるというものです。
通常であれば、国家試験を受けて合格しないといけないものでも、長い間務めていた仕事が、そのまま資格につながるということがあります。
詳細は、今後またお話ししますが、それには、卒業証明書が必要とのことでした。
私は、国立工業高等専門学校(いわゆる高専)を卒業し、その後大学へ編入して、大学を卒業しました。
なので、最終学歴は大学卒となります。
過去通っていたといっても、国立高専は5年生であり、その後編入したので、大学は3年生と、4年生の2年間通いました。
高専を卒業した時点で、普通の人は大学の2年生を終了しています。
大学を卒業するために必要な単位は、確か「132」単位だったと記憶しています。
高専を卒業した時点で、大学側に認められた単位は、「70」単位であり、卒業するためには、残り「62」単位を取得しなければなりませんでした。
通常真面目に大学の1年生と2年生の勉強をしていれば、90単位程度取得でき、残り3年生と4年生は、ほとんど学校へ行かなくても大丈夫な状態になります。
しかし、私は62単位を2年間で取得しなければならず、更に、工学部であったことから、4年生には卒業研究もやらなければならず、結果4年生なのに1年生と一緒に授業受けなければいけないという矛盾が生じました。
まぁ、高専で専門課程は勉強しているので、大学の勉強はたいしたことがなく、工学系って試験にノートを持ち込むことも可能なわけでした。
そこで、高専時代に勉強したノートをそのまま持ち込んだところ、なんと試験は一字一句違わない同じ問題が出たりもしました。
なので、私は大学の2年間、工学系の勉強は一切やらず、実は公務員の勉強をしていたのです。
授業に出ても、出席票を取るだけで後は、卓上で公務員試験の勉強をやっており、大学時代は卒業研究のみやったというのが実情です。
それでも、大学側からは大学院へのお誘いも貰いましたが、私は大学ストレートで公務員になるという道を選んだわけです。
今となっては、大学中に1年でも2年でも休学して、外国へ行くべきだったと後悔しています。
そこで、早期退職の目的の一つとして、
外国へ必ず行ってやる
というのがあり、コロナが早期に収束することを願ってやみません。
話を戻しますが、先日電話で卒業証明書を大学に依頼し、本日証明書ができたと電話がかかってきました。
一応、県外の大学なので、取りに行くことにしてドライブがてら、行ってこようと思っています。
懐かしい大学時代を思い出して、ついでに観光も兼ねようかなと考えています。
コロナといえど、たまに外に出ないと、完全にニートになってしまいますからね。