ヤフーニュースの記事に対して、ヤフコメ民が自分の意見をコメントし、それに対してもコメントを返すということができます。
私もたまにですがコメントを書くことがあります。
各自が「勝手に」思うことを書いていくので、様々な意見を垣間見ることができ、
ネット住民はこの方向で話が盛り上がっている
という感覚を味わえます。
コメント欄には、
〇〇だと思います
〇〇らしいです
〇〇と誰かが言っていました、聞いたことがあります
という文が、かなりの確率で書かれているのですが、あたかもそのコメントが
事実であるかのよう
に表現されているものが多数存在します。
例えば、最近の話題に関して、
芸能人の宮迫さんの焼き肉店はやめたほうがいいと思う
→ 思うのはその人の勝手
ワクチンを2回打てばコロナにかからないらしい
→ 誰もそんなことは言っていない
などがその代表で、単なる一人の意見に過ぎないのです。
それを、
皆さんもそう思いますよね?
と言いたげな雰囲気の文章になっていることがあり、
ああ、この人はコメントに賛同が欲しいのかな?
と思ったりもします。
今しがた、ヤフー記事を見ていたのですが、ZOZO前社長の前澤さんが宇宙へ行った感想として、
地球の1Gがこんなに威力があると再認識
したという、重力について宇宙と地球の違いを話したという記事がありました。
前澤さんが宇宙へ行くことについても、賛否両論があり、
やれ金持ちの道楽だわ
とか、
宇宙なんて行きたくないわ
とか、どうでもよいコメントが結構あったのを思い出しました。
こういう人たちって、多分ですが、
実際に体験することの重要性
について、全く理解していないんだろうなと感じるわけです。
経験に勝るものはない、という言葉がありますが、
まさに経験した人にしか味わうことができないこと
経験しない人の言葉は、口先だけの話
であるわけです。
私が人の話を聞くときや、自分が話をする場合には、その話が、
現実なのか、非現実なのか
ということを区分けするようにしています。
現実の話であれば、信憑性がありますし、非現実的なものであれば、噂程度の理解でいいのかなと気づきます。
次に、経験談なのか、そうでないのかを見極めます。
経験談であれば、さらに話の詳細を聞くようにしています。
自分がやっていないことを体験した人の話って、リアルでおもしろいですから。
逆に作った話などは、詳細を詰めていくとボロが出てしまうので、時間の無駄になりますから聞かないようにしています(笑)
私が早期退職前に勤めていた仕事は、
10年でようやく一人前
と言われていました。
実際はもっと早く到達する人もいますが、なぜそんなに時間がかかるかというと、
知識だけでは実行できない仕事であった
経験を積むことによる応用力が必要
な場面が多々あり、
経験と知識両面の向上が不可欠
という結論になるわけです。
何事も経験しなければ、その真意はわかりません。
経験することで、己の知識も高めます。
やらない、やれないと考えるより、やってみようという気持ちが大切です。