椅子の名門、鉄板と言っても過言ではない、
HermanMiller 社の Aeron Chair
をご存じでしょうか。
ハーマンミラー社が人間工学、人体の運動理論に基づいて設計された、
高機能ワークチェア
であり、世界で初めてシートクッションを取り除き、メッシュを採用した椅子です。
座る人ひとりひとりの体型や、使うシーンに合わせて細かく調整できる機能の充実と、通気性や理想的な体重分散を実現したメッシュ張り地が、腰にかかる負担を軽減し、腰痛を起こりにくくします。
日本では、知る人は知っていると思いますが、
別名、社長の椅子
と私は呼んでおり、値段もお高く、
1脚20万円位
はします。
椅子に、
20万円??
と驚くこと間違いなし。(笑)
しかし、この椅子に一度座って事務仕事をすれば、はっきりとその価値が理解できると思います。
私は、身長183cm、やや太めの体型なので、通常の事務椅子では、間違いなく長持ちしません。
これまでに経験した椅子の故障としては、シリンダーのエアが抜けたり、リクライニングが壊れたり、経年劣化によるクッション生地が剥がれたり、まぁ持って数年というところでしょうか。
過去に友人がアーロンチェアを使っていたので、座らせてもらったのですが、
座り心地がとても良い
体圧が分散されているように感じる
長時間座っても、腰が痛くならない
メッシュ生地なので、通気性が非常にすぐれている
ことが、いつか購入してやろうという思いに変わりました。
しかし、金額が先ほどお話しましたが、
1脚20万円
もするので、なかなか購入には踏み切ることができませんでした。
家では、趣味と実益を兼ねて、長時間パソコンを使うので、必然的に椅子に座る時間が長くなり、体に合わない椅子だと、腰痛がひどくなります。
いつか購入してやろうと思い、20年が経過したのですが。
そこで、退職直前でしたが、思い切ってアーロンチェアを購入することにしました。
アーロンチェアは、1年間に日本へ入ってくる量が決まっているようで、年末近くに注文したのですが、品薄で、結局3か月くらい待ちました。
納入されたのが、今年の2月ころだったと記憶していますが、この椅子の素晴らしい所は、
保証が10年間
という超長期間の保証が付いてきます。
それだけ、品質が保証されており、サイズも
Aサイズ 小さめ
Bサイズ 普通
Cサイズ 大きめ
と選ぶことができ、体の大きな私はCサイズを選ぶことができました。
アーロンチェアは、アメリカの家具ブランドであり、欧米人の体に沿って設計されているので、私みたいな体の大きな人間にもぴったり合うようにできています。
よくテレビで、会社の様子が放送されていますが、この椅子が使われている場面をたまに見ることがあります。
特に、IT系の企業の会議室にも使われていることもあり、
この会社わかっているやん
などと勝手に思ってしまうこともあります。
たかが椅子、されど椅子。
椅子に座る時間が長くなれば長くなるほど、
疲れ方が他の椅子とは完全に別物
であることが感じられます。
それだけ、品物に対する満足度が高いもので、私が購入し、実際使って満足する1品なのです。
この椅子だけは、買って後悔は一切なく、壊れても修理も可能なので、一生ものになるかもしれませんね。